帯広マディソン交流協会   帯広マディソン交流協会
帯広マディソン交流協会  

     
 

設立趣意


 米国ウイスコンシン州の州都マディソン市と帯広市との交流活動の実現を目指し、交流分野や活動方向等、具体化に向けて2003年10月にマディソンプロジェクト検討会議をマディソン市に関りを持つ有志で発足し、以後1年半に渡り、調査・検討の活動を続けて参りました。

 この間、精神保健領域での「マディソン・モデル」の実践を目指した、マディソン市への研修ツアーの企画実施や当地の成人精神保健分門の最高責任者であるD.ルコント氏を招いての講演会の開催など、より明確なテーマを持った交流活動が実現し、このような流れの中で、マディソン市の持つ様々な魅力や可能性について、農業、大学、教育など色々な分野に関わる方々から交流に対する興味・関心を寄せられ、その幾つかは具体的な交流に発展しようとしております。

 このような機運を受けて、去る、4月26日にマディソンプロジェクト検討会議の第6回会議を開催し、これまでの同会議における調査・検討を総括し、単に連絡調整や事業の運営管理だけでなく、分野を異にする交流活動をマッチングし、新たな活動を創出するコーディネーター的役割や新たな可能性を引き出す事業の企画や必要な調査・研究など交流活動の活力を供給するための事務局的機能を有した受け皿となる交流組織が早期に必要との結論に至りました。

 交流組織の精力的・先駆的な事業活動が地域の真の国際化を促すばかりでなく、経済・教育・医療・福祉など多様な分野での活動に活力を与えることができれば、これまでの国際交流活動の概念を大きく変える、帯広十勝が進むべき新たな指標となる取り組みとなることが期待されます。

 マディソン市との交流活動を草の根の交流で実現し、帯広・十勝に内在する様々な可能性の扉を開くべく、広く意欲と関心を持つ方々の結集を目指し、(仮称)帯広・マディソン交流協会を設立するものです。